指に掛ければ冷たく重い陶磁器の、広い、耳のような形をした取っ手が、戦士のものとは思えないほどに傷も歪みもない、大きくもしなやかな手に、今、柔らかく握られている。
生活必需品以外のものがない簡素な部屋内に、ひっそりとだが己の色を放つ水色のティーポット。
その口から、柑橘系のほのかに甘い香りと、爽やかな明るさとが上品にバランスを取った、落ち着きある香気が白い湯気と共に立ち昇っている。
ついと上向きに尖らされた口が、これも同じ水色をした一客のティーカップへと鋭角に立てられ、静かに空中でその傾きを深めてゆくことで、曲面に添って滑らすようにして赤褐色の液体を注ぎ込んでいく。
「…」
男は喉の奥に熱い香りと感触を流し込み、吐息もせずに立ち上がる。
大柄な彼に合わせて作られた、頑丈な木組みの椅子は軋みもしない。
色の濃い白人系の素肌に直接ベストを着込んだ、見事に膨らんだ肉体が、音も立てずに優しく動く。
ほとんど脂肪のない皮膚一枚を隔ててすぐのところに、ぎゅうと内側から筋肉が輪郭を迫り上げていて、それで体が膨らんでいるように見えるのだった。
太い骨格にこねあげた粘土を張り付けて出来たような、逞しい体。
特に腿、大腿二頭筋の量感は、小柄な女性の胴回りほどもあり、まるで車を持ち上げるジャッキのようなパワーを秘めた外観をしている。
また、腹さえもくびれるほどには細くないにも関わらず、分厚く広い胸板や、それにも増して磨き抜かれた広背筋のせいで、脇がきちんと閉まらぬほど、上体も屈強を誇って見える。
筋肉で、膨れてはいるが、太ってはおらぬ、均整の取れたギリシャ彫刻のような体つきが、彼だった。
彫りの深い大陸系の顔立ち。
幾つもの世界を共に渡り、もはや彼のシンボルとも言える白いその帽子からはみ出た、短く浅い金色の髪。
青く透明な銀河の輝きを持つ瞳。
クリサリス・ミルヒは何物をも捉えて捕らえぬまなざしをして歩き出し、色気のない仮宿の玄関を後にすると、何の変哲もない、やはり飾り気のない扉を開きながら、その上に被せるように施された情報的な空間の扉を潜ってどこかに消えた。
/*/
秘宝館SS:『青の宝石』(前編)
/*/
呼びかけに応じて彼が現れた先にいたのは、同じ金髪ショートヘアでも、クリサリスと違い、健康的という印象はそのままに、筋肉や大柄といった逞しい要素を抜いて出来た、きりりと眉の太い、目のはっきりとした、和子という既に以前一度知遇を得ていた女性であった。
和子は、その手にバスケットを握りしめており、化粧っ気がなく、ブーツやニーハイソックス、ショートパンツのような、いかにも軽装といった動きやすい格好をしている。背後には、その服装に似合いの景色が広がっていた。ということは、自分の周りにも同じ景色が広がっているということだ。
クリサリスは警戒というほどの警戒を見せずに、ただ己という存在の感覚を世界に溶け込ます。
目にはシダ科の長い葉がゆらゆらと濃く密生した、粘土質の多い黄色い大地。
開けた道を囲うようにして熱帯の色調を帯びた木々は林立しており、良く晴れた上空の青空以外は見通しさえもつかない。
鼻、肌に染みてある、空気の匂いまでもが濃く、緑色に湿気ていた。
和子は急いで彼の元へと駆け寄ると、掛けた眼鏡の向こう側を弾ませながらクリサリスのことを見上げてきた。紅もない、飾り気のないその口元に、浮かんでいるのはヒマワリのような明るい笑み。
「こんにちは! またお会いできて嬉しいですー」
鮮やかに色づく目の前の顔が浮かべる表情に、クリサリスは白い帽子を被りなおす。
彼女は、走り寄ったから出来たのではない赤味を頬に差しながら、それでも嬉しそうにクリサリスのことを見て微笑んでいた。
だからクリサリスは、肯定でも否定でもない曖昧な言葉を口にした後、直截に和子へと尋ねた。
「ここは?」
「はい、ここはにゃんにゃん共和国のリワマヒ国です。私の所属している国です」
自然にデータが頭の中に流れて来る。
南国、なるほど植生は合致している。雰囲気も、これほど緑が大勢『いる』にも関わらず、非常に落ち着いていて、穏やかだ。奇をてらった様子のない、農業国らしい静けさで大気中も満たされている。
「緑がいっぱいでご飯のおいしい国ですー今日は一緒に、国をお散歩しようと思いまして」
「…」
一息に喋る彼女の口調に、再び帽子をかぶりなおす。
「今日は私が国を案内います!」
勢い込んだ台詞を噛んだ後も、微妙に笑顔を強張らせながら、それでもくじけなかった和子に、クリサリスは、そうか、といらえを返してやった。
/*/
踏みしめる土、木々の葉擦れ、線状に射しても見えるほど強烈な日差しや、それを時折遮っていく白い雲間、さえずる小鳥、そんなものたちと共に二人は歩いていた。
すれ違う人影はまったくない。
二つの異なる足音が、リズムを同じにして並んでいる。
豊かな水量と共に雪解けがすべてを押し流すリマワヒ国では、生態系のサイクルが早く、それゆえ常に土は柔らかく、肥沃に富んでおり、今も二人の足跡をくっきりと残していく。ただ、奇妙なことに、より大きく沈んでいる足跡は、小さい和子の方のものだった。
クリサリスは重心を揺らさない。
すぅと、頭を上下させることなくまた左右に足取りがぶれることもない、無駄のない、自然で力みが見られない歩き方をしているからだ。
まるで、風の間を渡り歩いてでもいるかのような、ある種の静けさを伴った歩き方である。
その足取りが、先導するような隣にあわせて無理なく歩幅を狭めて進んでいるので、非常に力感のある、ゆったりとした、静物の動くような気配を生んでいた。
顔の向きを変えることもしない。
きょろきょろとした忙しない動きはそこにない。
ただ、歩く。それも、まっすぐに。
春先で生命を謳歌するように爆発しているシダ類の、そよぎと彼の歩調とは、奇妙に似通ったところがあった。
彼に合わせてやや急ぎ足でいた和子は、遊具の設置されている小規模な公園が見えてくると、そこに誰もいないことを見て、残念そうに肩を落とす。前髪が額に緩くかかった。
「ありゃあ、今日は誰もいないみたいですね。いつもならみんな遊んでいるのになぁ……」
す、と、隣でクリサリスの目線が僅かに上がる。
その動きと、彼の指の向きとにつられ、和子は空を見上げる。
「ほえ?」
視界には、ぐるり公園の空まで渦を巻くようにして取り囲んでいる緑と、その渦の中心にある、抜けるような青とが飛び込んでくる。
特に目新しいものは見つからない。強いて言うならば、二人と一緒に来ていた鳥たちが飛んでいるくらいだ。ぐるぐると、彼らもまた円弧を描くようにして飛び回っている。
「ああ、鳥だーいっぱいいるなぁ」
頬を緩ませ和子は笑った。
南国らしい、鮮やかな極彩色を誇る羽が、見上げる先で瞬きのように上下している。
力学的な洗練を経た、完成されたシルエットがそうして実際に動いているのを見やるのは、純粋に心に美しいものがある。層状に重ねられた羽の変幻に象る、機能的な変更線をも意味する色調のラインは、はばたくことで、それこそ瞬く間にも、虹の万色に輝いて溌剌としている。
バスケットを両手で握りしめながら、和子は不思議そうに目をまんまるにする。
「どうしてこんなに飛んでいるんだろう……?」
渡り鳥かなぁ、と、答えを期待してクリサリスの方を見ると、彼はその静謐な顔立ちをそよともさせずに返す。
「鳥はいるし、鳥は遊んでいる」
人がいないだけだ。
そう、クリサリスは呟くように喋った。
そっか。
納得して、頷きながら、並んで二人、鳥を見続ける。
「鳥は遊んでますね」
一緒に遊べたらいいのになぁ……。
ひとしきり彼らのさんざめくようなはしっこい編隊ショーを見届けると、小鳥たちが着地して、地面をほじくるようにくちばしでつつき出したのを見、うん、と和子は思い切る。
「リワマヒ名物にバッドさんのおいしいコロッケというのがありまして。
一緒に食べに行きませんか?」
照れくさそうに頭を掻きながら切り出された彼女の誘い文句に、クリサリスは少し微笑んだ。
その顔を見ていて不意にこみ上げてしまった感情を、和子はどうしていいかわからずに、なぜか寄り目になりながらもテンパった笑顔を返しつつ、すぐ、真っ赤になって目線を外す。
クリサリスの青い瞳が、そんな彼女を見つめ、静かに瞬く。
/*/
甘い匂いがした。
鼻の奥まで届いて食欲を誘っているこれは、確かに油の匂いではあったが、植物由来の軽い風味のそれではなく、もっと力強い、ダイレクトに胃袋を揺さぶるパワーに溢れていた。
平たく言えば、肉のそれだ。
油ではなく、脂。
たっぷりのラードが弾けた甘い香りが、軒先に到着するより早く、ざっくりとした揚げ物の旨味を予感させていた。
包む灰色の新聞紙越しに触れば、狐色に揚がったパン粉が割れた音を今にも立てそうなほど尖っているのがわかる。
「よくきた。これはサービスだ」
「わー」
もみあげとあごひげのつながった赤毛の男は、快活な笑みで自分の作ったコロッケを嬉しそうに抱えている和子を送り出す。
コロッケは、俵型と、楕円形と、また同じ形をしていても、ちょっとずつサイズが違っていたりして、幾つも種類の違っているのが見た目にわかるようになっていた。ゆでたてのじゃがいもをプレスして作った、粘り気のある、ほくほくと甘い定番のポテトコロッケや、『バッドさんのコロッケ屋台』で知られる、カレーやチーズ入りライスコロッケ、カニクリームなどだ。
バッドは普段から顔を良く見る上得意にそれ以上声をかけることもなく、腰に手をあて顔中で豪快に笑って佇んでいる。
礼を述べ、店を後にした和子は、意気揚々ともらったものをクリサリスに差し出して見せる。
クリサリスのその目が、コロッケではないところを捉えている。
包み紙になっている新聞の表紙を追っているようだ。それに気付くと和子はバスケットから紙皿を取り出してそこにコロッケを移し、新聞の方を彼に手渡した。
テラ領域の新聞で、見出しは、『共和国天領、艦隊派遣へ』という文章が大見出しで踊っていた。識者であるタフト大統領ののコメントなども寄せられている。
「平和だと、皆嬉しいんですけどね……」
和子は自身もその記事を見て、悄然と眉尻を下げる。口元がへの字に曲がっていた。
クリサリスは読むだけ読むと、記事から目をそらし、和子の手の上に乗せられているコロッケの方を見やる。
「うまそうだ」
「うん、おいしそうです」
食べましょう?
二人はベンチを探して移動する。
/*/
ぴるりると、掛かる青空にさえずりが飛ぶ。
日当たりのよい、開けたところにあるベンチで、クリサリスと和子はコロッケをつまみながら世間話を交わしていた。
塗りもない、素朴な質感と形状とを生かした樹色のベンチは、周囲に溶け込み、よく調和している。
「最近、大きな戦いがあって、他のにゃんにゃんの国が大きな被害がでたそうです」
「それを理由にまた出兵する国が出る」
「うん、悲しい連鎖ですね」
大変だな、と声をかけられて、和子はそれが自分にではなくてっきり世間一般の話をしているものと思って相槌を打った。
「大変な人に、私が何かお手伝いできることがあると、いいのですが……」
くしゃり、新聞紙を押しのけて空になった紙皿をバスケットの中に押し込む。
振り向いた先にあった、こちらを捉えている青い輝きを、だから彼女は予想だにしていなくて、どきりとした目が咄嗟に逃げる。バスケットから魔法瓶を取り出し、次いで紙コップに、粗茶ですが、と顔を赤くしながら中身を注いだ。
手渡しで受け取ったクリサリスの瞳は、変わらずに微笑んでいた。
男くさい、いかめしい顔立ちだ。
その顔が、ゆっくりと前を向いて紅茶をすすり出す。それで少し落ち着いて、自分も紙コップに口をつける。
「貴方とこうして 一緒に紅茶が飲めたらいいなぁって ずっと思ってました」
言葉にすると共に、ほ、と、熱い感触で緊張がほどけていった。
歯切れのいいコロッケが舌に被せていったわずかな油の膜や、食べている間は楽しかったはずのとりどりの風味も、ともすれば香りの立ちすぎるはずの熱い紅茶が、不思議に余韻快くさらっていく。
残されたのは、なんとも口に強い満足感と、お腹の中の爽やかな充足感。
紙コップと一緒に手渡された紙ナプキンで指先をこするように拭っていたクリサリスは、黙って彼女の言葉を聞いている。心持ち、目線は上だろうか。
その様子にふと言外の何かを感じた和子は、ぱっと真上を見上げる。
鳥たちが舞っている。
先ほどまでのさえずりは、どうやら彼らのものであるらしかった。
影さえ落ちないほどに高所を翔けるその翼は、和子たちよりもずっとずっと小さいのに、絶えずはばたきを繰り返し、疲れも見せずに飛び続けている。
彼らに元気付けられたように、にこにこと、暗い話題で湿っていた顔つきもやわらいで、和子は微笑んだ。
「鳥が遊んでますねぇ。 何か伝えたいのかな? 」
「お前は何がつたえたい?」
クリサリスは帽子を取り、見つめるでもなく、ただ、視線を向けてきている。
背もたれに体を預け、思いっきり鳥を目で追っていた和子は、問い返されて、唇を泣き笑うような、なんともいえぬ形にたわませながら、その言葉にこう答えた。
「いっぱい森を壊して、ごめんね。って。きっと治すから、また友達になりたいねって。 伝えたいです」
「…………」
深く、帽子をかぶりなおしたクリサリス。
口元にも、いつものように表情はなく、その青い瞳の向く先が捉えたものは、わからない。
/*/
包丁がまな板を打つ小気味よい音が、リワマヒ式の簡潔な台所に響き渡る。
歯触りをよくするために、時折手で千切ってやれば、鮮度も保ちやすくなっていい。
採光窓から差し込む陽光を反射する、金属製の小さなボウルに山盛り野菜を投げ込むと、並べた大小のガラス瓶入りの調味料群と、サラダ油のプラスチック容器とを見比べていた和子は、うーんと腕組みしながら首を捻る。エプロンなどはつけていない、動きやすそうな普段着のままだ。
ドレッシングの味付けはどうしようか。
既に時は移り、二人が過ごした頃とは日も大分変わった頃のことである。
彼女は張り切っていた。
今度、というその言葉を口にした、ほかならぬクリサリスのリクエストが、サラダであった。
ペッパー、醤油、胡麻、糸状の唐辛子パック、使えるものはいくらもある。
洋風和風、それともエスニック?
果たして一体どう組み合わせたものか、考え込みながら、ふと思い出すのは、逞しい彼の膝から肩をよじのぼって頭に乗った、猫のこと。
のぼられた当のクリサリスは鷹揚にして微動だにしていなかった。
残念だったなあ、と思う。
どうして猫さんは彼の元に来たのだろう。どうして鳥さんたちは、飛んでいたのだろう?
直接尋ねれば、わかったかもしれない。
けれども和子にはまだそのやり方がわからない。
クリサリスの世界はわからない。
口の端を、ほんの少し横に広げる。クリサリスの浮かべる微笑みは、たったそれだけの表情の変化なのに、瞳はいつでも雄弁で、寡黙な彼の語らぬ内なる言葉を想像させる。
その瞳の青に、いかなる風景を捉えて見ているのだろうか。いや、果たしてどこまで同じ風景を見られているのだろうか、それさえも、保証は出来なかった。
それでも同じものもある。
同じものを食べ、同じ言葉を交わし、同じ時間を共有すれば、いつかは、きっと。
「……」
クリサリスがするように、では、到底ないけれども、ぎゅうと思いを固く結んだ唇の内側に秘めて語らぬまま、和子は外を見た。
窓から見上げる空の色。
鮮やかに軽い、水の色。
南国の明るさに冴え渡るその空の、まぶしさに目を細めながら、和子はよしと唇を微笑ませて頷いた。
ぴるりると、鳥たちのさえずりが今日も高い。
/*/
生活必需品以外のものがない簡素な部屋内に、ひっそりとだが己の色を放つ水色のティーポット。
その耳のような形をした、広い取っ手に指がかかる。
残る片手に握られた鉄製の薬缶が、しゅんしゅんと音を立てて頃合を報せており、沸騰したままの湯が雪崩れを打って茶葉を飲み込む。
ジャンピングと呼ばれる、熱による盛大なポット内の湯の回流が、乾燥しきった茶葉を開いて香りを開く。
テーブルの上、一客のティーカップに注がれるのは、濃い赤褐色の液体。
そのままでは強い風味をくゆらしながら、ゆっくりとぬるめさせ、器と同じ色した瞳持つ、男は紅茶を喉に飲み干す。
唇に浮かぶのは沈黙、そして微笑みか。
クリサリス・ミルヒは、その名の如くに銀河の深淵と輝きを湛えて静謐に午後を楽しんだ。
- 2008/06/26(木) 18:16:33|
- D(引用生LOG
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【ひまわり社*国民絵デザイン部】_第二稿
序文*芝村さんへお願いします
国民絵50枚×2マイル=100マイル として準備金をいただいたと認識しております。
今回大規模を見越した作業にあたり、
国民絵を全部で60枚募集します。(一技族当たり10枚で)
技族と事務担当の方5+1人の6名の人材募集しようと思います。
つきましては作業枚数が増えたことにより準備金で頂いた100マイルを50マイル程オーバーします。
大規模化前の投資、ということで追加で50マイル予算をいただけませんでしょうか。よろしくお願いします。
予算の詳細はページ下部を参照ください。
(!実際には一枚当たり2-3マイルで、全体の収入からHTML化作業等事務へのマイル配分が必要なので20+出来高としました。
注釈
*【ひまわり社】は芝村さんと王様の許可をもらってから名乗ろうかと思いますー><
*ひまわり社HPは現在作成中です。
*作業内容のサンプルページは現在調整中です。
*作業ツリーは現在作成中です。
*提出場は現在作成中です。
○背景は無しverで人種別に背景色違いでよいでしょうか?
http://www.eonet.ne.jp/~kakunouko/0610.html
以下から企画書になります。
/*/
<<<<告知内容>>>>
初めましてこんにちは【ひまわり社*国民絵デザイン部】責任者の和子@リワマヒ国です。
準備金100マイルを元手に立ち上がった、絵や文を描き事務の方にまとめていただいて形にするのお仕事をする会社です。よろしくお願いいたします。
【ひまわり社*国民絵デザイン部】では国民アイコンデザインに「技族さんを5名」「事務作業者1名」募集します。
募集枠に対して人数多い場合はダイスをふって公平に採用者を決定します。(場所はNWCです)
また、二次を募集する可能性があります
二次募集の告知の際、応募人数多い場合は一次で採用させていただいた方の採用を見合わさせせていただきます。*1
*最近ものいりですし、採用された方で希望されるかたには基本給の前払いも考えています。*
<<<<募集>>>>
技族 一次募集技族さん 5名 / 事務できる方 1名
(*1.二次募集を予定
<<<<募集期間>>>>
*企画許可いただいてから追記。(募集人員が少ないため金土日の超短期間でしめる予定)
<<<<作業>>>>
・技族
1技族につき1口作業。(一口/200*200ピクセル×10枚
1枚2〜3マイル。基本給20マイル(出来高でプラスアルファ)
・事務
メッセンジャー必須・wiki・html作業者歓迎
財務担当・振込み・告知文等で10マイル程度を予定
(基本作業は挨拶と作業者とのホウレンソウと思っていただいてかまいません)
<<<<作業*詳細>>>>
>技族さん作業の流れ内容
0.全作業者顔合わせミーティング(なるだけ全員参加で)
1.サンプルページを作業資料として参照のこと(例は南国人です
サンプルページ【URL】
2.「東西北森はてない」の5人種*2.から1つ選択(*2.南国人が除外されているのは既にサンプルとして作成されたからです。
作業ツリーに「この人種私書きますー!」と宣言していく。先に書き込んだ方の宣言を優先します。
作業ツリー【URL】
3.人種によって指定された背景色を確認、
イラストの背景色に使用(サンプルページ参照、指定が書いてあります
4.仕様を守ったイラストを「作業者の名前のフォルダ」にいれ、ZIP圧縮。
5.ZIPされたファイルを指定に提出場に提出
提出場【URL】
***一覧性のある旅行社のような掲示板のがいいかな?掲示板で提出内容まで一覧できたがいいよね・・
●1.zip
○2.zipとイラスト全部の計11ファイルをアプロド
●3.イラスト10枚をアップロード
2が有力・・(大規模化の場合は「1.3は」死にそうな気がする。
>イラスト仕様
・200×200ピクセル
・30KB程度
・5種類の内1つの人種を担当
・人種によって指定背景色を使用すること
・5世代(幼児*3・子供*4・青年・老年・イロモノ*5)×男女=10枚
(*3幼児は幼稚園児を想定/ex.ちびやGPMのののみちゃんぐらい)
(*4子供はいわゆる少年・少女です。小学校高学〜中学生程度)
(*5イロモノは担当した人種の中で特徴的な国をピックアップして描いてください。(ex.西国人*キノウツンのメイド・はてない国人*土場のメードガイ等
(世代に当てはまる外見の猫士・犬士を描いていただいてもかまいません。ただし人型に限り、かつ猫士・犬士は10枚中5枚以下でお願いします)
>事務作業者さん
財務担当・振込み・報酬告知文等・・
基本作業は挨拶と作業者とのホウレンソウと思っていただいてかまいません
状況に応じて作業が増えます。
責任者が技族畑な人間なので事務がからっきしです。一緒に頑張ってくれる方大募集
<<<<予算*分配予想>>>>
【一次】作業枚数60枚‥1枚2〜3マイル
技族基本報酬20マイル×6=120
>1枚2〜3マイル。基本給20マイル(出来高でプラスアルファ
提出用HTML化・司会・企画・進行(和子 5マイル程度
>1h1.5マイル換算
財務担当・振込み・告知文等(事務員・文族?)基本給10マイル程度
>1h2マイル換算
方向性相談役 6マイル程度
>1h1.5マイル(方向性に詰める・修正点・改善点をあぶりだす
作業者8-9人
1人あたり 3-20マイル
合計 約141〜150マイル
【二次】作業枚数200枚‥1枚2〜3マイル
技族保障報酬20マイル×20=400
>基本給20マイル(出来高でプラスアルファ
提出用HTML化・司会・企画・進行(和子) 5マイル程度(二次は作業をマイルとともに事務に投げれるといいなぁと思ってる
>1h1.5マイル換算
財務担当・振込み・告知文等(事務員・文族?)10マイル程度
>1h2マイル換算
方向性相談役 6マイル程度
>1h1.5マイル(方向性に詰める・修正点・改善点をあぶりだす
作業者23-24人
一人当たり 3-30マイル
合計 約421〜450マイル
<<<<今後の計画>>>>
方向性につめる〜
6/13(金)小規模一次募集(5+1名
6/15(日) 20:00 締め切り
6/16(月)採用発表
6/17〜21の間に、6名が集まってミーティング
ミーティングから二週間・各自作業
六月末〜7/5の間 一次の作品提出
7月上旬 修正点・改善点をあぶりだす
7月上〜中旬 大規模二次募集(20〜?
7月上〜中旬 前回のノウハウ活かしてミーティングはなしで各自進行(メッセ・掲示板のみでの対応
7月中旬 各自作業
7月下旬 二次の作品提出
/*/
ここまで
/*/
Q1【公共事業】ですか?
Aええ
Q2:【ひまわり社】を設立(カタチだけですが)し、二つのお仕事を回そうと思います。
【ひまわり社*NWお見合い支援部】と
【ひまわり社*国民デザイン部】として活動して行きたいと考えています、よろしいでしょうか?
Aええ
Q3:先月のメッセで「芝村 の発言:宰相府の設定国民でいそうなのを200ほど用意する予定なんだが」
先夜のメッセで「芝村 の発言:あるだけ買い取るよ」とのことですが
国民絵200枚持ってきても買い取っていただけますか?(1枚2-3マイルで400〜600マイル相当)
また国民絵の数量の上限がありましたら教えてください。
Aええ(200でもいいよ
Q4:準備金100マイルからの作業者への前払いは可能でしょうか
Aええ
Q5:準備金の扱いがいまいち理解できませんでした。(すみません)
以下の三つの中どれにあてはまりますでしょうか?
「準備金(100マイル)=A/ボーナス=B/作業報酬=C」
a. 「A+B」の中から作業に見合う報酬を個人に分配。「C」はすでに「A」に含まれているため発生しない
b.「B+C」の中から作業に見合う報酬を個人に分配。「A」は会社のリソースとして保持・使用される。
c. 「A+B+C」の中から作業に見合う報酬を個人に分配。(仕事提出の後「B+C」が配布され、それらを作業者に分配される。
Aあとで清算すればいい
難しく考えずにやってごらん 。 GO!
- 2008/06/11(水) 17:59:15|
- ひまわり社
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【狙い】
・相手が設定国民なのでその国の情報を得ることができる(デートなどの会話で
・生活ゲームで相手との
親交を深めることによりお見合いキャラクターの出身藩国との感情を緩和・友好的にできる。
・自国の設定国民との感情を親密に、またより仲良くしたい藩国とキャラを通して国同士がより親密になる
具体的には
<文通等、掲示板ゲームで少量消費型でマイルまきあげて、その後気に入ってもらったらデート等でさらに消費していただく。>
1.【NWお見合い支援社(仮】という会社を作る
2.依頼者のプレイヤーにお見合い相手の外見と出身藩国を選択
3.依頼発生、技族作業開始、文族によるキャラクタープロフィール設定文/HTML化してプレイヤーに提出
4.文通ができます(掲示板ゲームやNWCで近況をきくように
5.相手が気に入ったら直接会いましょう、ということで生活ゲーム枠でお見合い場や設定藩国で出会いの場を提供。
【表メリット】
・文通で相手の国情報を入手できます。(国情報とトキメキがセットで手に入ります
・最終的な理想としては、自国に親密な友人or良人ができます
・きゃっきゃうふふでプレイヤーとプレイヤー所属藩国へ明るい話題を提供できます
【裏メリット】
・きゃっきゃうふふで悪化した国同士の交友の回復と、設定国民への信頼回復をできればプレイヤーにとって楽しいゲームになると思います。
・戦時中で国民感情が悪化したところが多いので、需要が見込めます
・ドレスな女の子や晴れ着の男の子を描くことは技族にとって楽しいことなのでモチベーションを高くもって作業することが出来ます
・オリジナルのキャラクター設定を作ることは文族にとって楽しいことなのでモチベーションを高くもって作業することが出来ます
【問題点】
・政治的打算が強すぎると敬遠される
・イベント性(もりあがり)に欠ける
・設定国民というキャラクターが地味目であり注目性に欠ける
【問題点2】
・キャラクター設定はどこまで考えてよいか(AIの性格との調整
/*/
- 2008/06/11(水) 17:41:15|
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クリサリス・ミルヒ。無骨な男。無口な男。実直な男。アポロニアの精霊戦士。青にして水色。清廉の絢爛舞踏。やるべき事をやる男。
様々なイメージがあるだろう。クリサリス・ミルヒという人物に対して誰しもが抱くイメージもある、が。
******
その場所でクリサリスはゆっくりと空を見上げる。呼吸をする、吐く。それだけだ。意味も何もない。
いや、本当に無い訳じゃない。ただ、そうしたかった。この空気を、感じていたかった。ただそれだけだ。
「こんにちは!」
明るい声。にっこりとした笑顔。その声の主にクリサリスは頷く。頷くだけしかしない。
「今日は一緒にピクニックにいきませんか?お、おべんとうつくってきました!」
その言葉を聞き、返事をするよりも早くクリサリスは歩き出す。否定ではない、むしろ肯定だ。
彼が例え否定しても、彼の悪癖の一つに相手に返事をせず、行動で示すという物がある。
それは戦場や戦友の間柄では非常に頼もしく、また信じるに足る生き方の一つではある、が。
断言しよう。恋愛には少し……いや、かなり向いていない、難儀な性格とも言える。
それでも声をかけた彼女は嬉しそうにその後を付いてくる。ある意味、クリサリスに適うのはこのような強い女性だけなのかもしれない。
にこにことしながら歩く彼女と、無骨なまでに堅実に、何よりも無駄の無い歩きをするクリサリスは傍目にも対照的だ。
「荒れているな」
ゆっくりと口を開く。特に意味はない。いや、あったのかもしれない。それは彼にしか判らない。
それはこの場所のことかもしれない、情勢のことかもしれない、心のことかもしれない。
ただ、彼は感じるままにその言葉を言った。
「荒れているのは 何処ですか?ええと・・私ですか・・?」
「お前は何にでも理屈をつける」
クリサリスは彼女の言葉をそれだけで切って捨てた……ように見える。
確かに傍目にも、そして当人達にもその様に感じただろう。だが、事実は違うかもしれない。
クリサリスの生き方は理屈ではない。ご大層なお題目やましてある種の一般的な正義ともまた違う。
彼の生き方は感覚的だ。助けるのも感覚ならば、話すのも感覚。別に頭が悪いわけではない。ただ、感覚が重要なのだ。
それは恐らく、何度も死線を潜り、生き残ってきた中で得た教訓。
指揮官で在り続けなければならない善行が全てを統制するのと対照的に、1兵隊である彼は感覚によって生き延びてきたからかもしれない。
「そうなのかもしれません・・」
「傷つかないでいい」
クリサリスは微笑んだ。微笑みは親愛の証。彼は彼女に対して悪感情を抱いていない証拠。
「手、つなぎたいです……脈絡なくてごめんなさい・・ええと駄目なら我慢します」
求められるまま手を繋ぐ。クリサリスは確かに優秀な兵隊だ。決断力、行動力、そして実力。
どれを取っても最高の兵隊かもしれない。だが、忘れてはならない。彼だって生き物だ。苦手な物がある。
それが恋愛だとしたらどうだろう? 中々、可愛らしくはないか?
クリサリスは求められるまま手を繋ぎ、歩き続きける。決して自分から手を離すことはしない。
「喋らないでも笑ったりとかで、気持ち伝わると思うんです。手を繋り肩をたたいたり、私はそっちのほうがすきです」
「なぜそうしない?」
心の中でそれを全面的に肯定しながらも、クリサリスの口調はどうしても少しとげとげしく感じる。
「けどあんまりなれなれしいのもよくないみたいで・・うーその分喋って補おうとするのですが上手くいかないようです。手を繋ぐのは嬉しいことです」
「そういうことだ。笑顔をつかうといい」
それを聞いて、彼女はにっこりと笑う。クリサリスも微笑んだ。それで十分ではないか?
お互いの好意を伝え合うのに言葉が必要なこともある。だが、笑顔で十分な時も……確かにあるのだ。
しばらく山を登る。山というのは様々な表情がある。いつ登っても飽きない。それが良い。
そうすればベンチが沢山おいてある休憩所に着く。きっと登山客はここで休憩し、お弁当を食べたりするのだろう。
「ベンチでご飯にしましょうか?」
照れた様子の彼女に頷きながら、クリサリスもベンチに座り空をみる。
恐ろしいほどの快晴。或いは何かの前触れをも思わせるようなすこぶる快晴である。
「お弁当つくってきましたーじゃーん」
言われて視線をそちらに戻す。タッパーを開き、お弁当が堂々と姿を現している。お弁当は豪勢である。
クリサリスがそれを少し食べてみる。美味い。素直に思う。だから、更に食べる。美味ければどんどん食べる。それが当たり前の反応だから。
「わー嬉しいです」
「うまかった」
彼女が赤くなったのを見て、クリサリスも言葉を返す。端的な感想だが、彼は事実しか言わない。なので語尾に「ありがとう」を付けるとクリサリスの言葉の意味が大分現代語になる。
「アイスティー入れてきました。冷えてますよー」
クリサリス、紅茶好きである。それは芝村の影響やらなんやらと理由はさておき、紅茶好きな事実は変らない。
彼は微笑む。その心遣いが嬉しかった。だから、感謝を笑顔で表した。
「先日リワマヒ国にきた鳥さんと猫さんは何を伝えにリワマヒ国へ来たのでしょうか?」
「突然だな」
突然の言葉にやや面食らいながらも少しだけ考える。だが、結局言うべき事は変らない。クリサリスの生き方はそういう物だ。
「まあ、お前はどちらにつくのか、だな」
「どちら、とは?」
「いずれわかる」
「ふむ、わかりました。時を待ちます」
彼女の言葉に紅茶を一口飲む。その間、彼女は空を見上げていた。空は恐ろしいほどの快晴。
「雨も降りそうにない晴天ですね。 さっき空を見いらっしゃいましたが、誰か通りすぎたのですか?」
「お前は何にでも理屈をつけようとする……何の理由もなく、空は見ないのか?」
「いいえ、理由なしに見ることはあります」
クルスはそこで笑った。微笑みを少し強めただけのような笑いだが、それでも笑ったのだ。
「じゃあそういうことだ」
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クリサリス・ミルヒ。無骨な男。無口な男。実直な男。アポロニアの精霊戦士。青にして水色。清廉の絢爛舞踏。やるべき事をやる男。
様々なイメージがあるだろう。クリサリス・ミルヒという人物に対して誰しもが抱くイメージもある、が。
もしも彼が、女性とのデートで空が晴れていることを喜び、相手にそれを伝えるようとして笑顔という手段しか持たない……そんなシャイな男性だとしたら?
中々イメージは湧かない。湧かないが……それはそれで、とても素晴らしいことだと思う。
- 2008/06/06(金) 09:12:00|
- D(引用生LOG
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